頂上に行けなかったけど 中央アルプス 越百山 2011.10.13-15

越百山、誰もがいい名前だなと思う山である。名前だけ聞くとカタカナの山名だと思ってしまう。ここに登るには、木曽側から登山道があるだけで、伊那側から登ろうと思えば空木岳から縦走してこなきゃならない。ちょっと行きにくい山である。
ぼくたちは、中山道の須原宿の民宿に前泊し、越百山に向かった。朝は予報とちょっと変わり、比較的いい天気の中、登山口から林道を歩きだした。この辺りまで来るとそろそろ紅葉も始まって、白い渓流の石と紅葉のコントラストが美しかった。

山肌が秋色に染まりだした
登山道はいたって歩きやすい道が続き、所々に木曽の銘木、天然のヒノキがある尾根を快調に登った。そんな道も標高が上がると急登となり、そのころから雨が落ちてきた。やがて本降りとなった中、急登を登り終えて、越百小屋に到着した。
余分な荷物を置いて、頂上を往復しようとしたが、雨が強いので明日の朝の様子を見てからにしようと、行動を中止した。
越百小屋は小さな小屋だけど清潔な小屋だ。小屋主の伊藤さんが20年前に立てたそうだ。時間はたっぷりある。腰を落ち着けて、色々な話をすることができた。伊藤さんが豆から挽いて、コーヒーを入れてくれた。暖かなランプの下で飲むコーヒーはおいしかった。

ランプの光は暖かい
一晩中、風と雨の音が聞こえていた。朝になれば良くなるかなと思っていたが、雨風は全く弱くならなかった。頂上に行くのはあきらめた。久々に朝食をゆっくり食べて、コーヒーを飲み、外の様子を見ながら色々な話をした。
頂上に行くことはできなかったけど、久しぶりにゆっくりとすることができた。今度来るときは春、雪の越百山に登るのもいいかなと考えながら下山した。

帰りの林道には夜の強風で絨毯ができた

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